不用品をひとまとめにしてたダンボール箱を整理してると、こんなものが出てきました。
グラフィックデザイン関係の仕事をされてた方なら、すぐにお分かり頂けると思いますが、これはディスペンサーと言って、印刷原稿となる版下の作成に使う道具です。中に揮発溶液が入ってまして、版下に張り込んだ写真植字の印画紙を修正のため剥がすときに使います。
DTPが徐々に普及し、もう15年以上触ることもなかったのですが、なにげにカタチがいいし、何かに転用できるんじゃないかという想いもあり、捨てられずにいました。
でも、醤油差しに使うわけにもいかないし、機械油差しも不要だし・・・ってわけで、捨てることに。
で、最後に記念写真を撮ってあげた次第。
『ゴメンね。でも、キミたちに、もう用はないんだ。』
しかし背景には、コイツらの仕事を奪ったMacintoshのキーボードが。
なんて残酷な仕打ちでしょうか。
一番左は醤油差し、一番右は蜂蜜ディスペンサー、真ん中の2つがソープディスペンサーです。